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2006年11月28日

イブ(2)。

乗った!乗ったよ! みんな!竜馬が本物に乗ってくれたよ!!

……て、ウ、ウイリー!?

やば、コレは日記に載せねば!
竜馬「友里さん!は、早く撮って下さい!」
私「あ、ごめ、ちょ、ちょっと待って!」
…10秒…20秒…30…
私「ごめん!竜馬!…て、キープ!?30秒キープ!?すっげぇぇっ!!」


投稿者 frais-rouge : 17:14 | カテゴリー : 番外編 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月25日

イブ(1)。

今回の公演、何を血迷ったか千秋楽がクリスマスイヴです。 きっとふれる〜じゅ、彼女と二人で幸せな一日☆なんて輩はいないのでしょうね。 「え〜、イヴは二人で美味しいもの食べに行こうよぉ〜!」可愛く我がままを言ってくれる可愛い彼女なんていないのでしょうね。 なにせふれる〜じゅ、毎年何かしら(公演やイベント)入ってますもん、クリスマス。寂しい大人達。 まぁかく言う私もキリスト教ではありませんし、我がままを言ってくれる可愛い彼女もいませんが。 …と言う事で、師も走るド年末に今年も公演をブチ込んでしまった次第です。 大変お忙しい時期かと思いますが、劇場に足をお運び頂けると幸いです。


イブさんと言う人が出てきます。
イブ…漢字で書くと伊部かな?井武?伊蕪?
…医部?ないな。病院の話で医部て。ないわ。
とにかくイブさんと言う人が出てきます。
このイブさんの呼び方、頭の音を上げるか尻の音を上げるかで随分とイメージが変わってしまいます。
今回のイブさんは尻を上げて読んで下さい。ん〜わかりづらいかな、じゃあブに力を入れて読んで下さい。はい正解。
あ、アクセント辞典というモノがあります。
そうネギ兄さんが、買ったものの使い方がさっぱりだったアレです。
わからなかった人は調べてみて下さい。きっとさっぱりです。
イに力を入れて読むと、クリスマス前夜の方になってしまいます。

今回、作品を創るにあたり、名前の発音の統一をしました。
作家「だって、クリスマスにイヴさんじゃあ…恥ずかしいじゃん?」
(じゃあつけるなよ、そんな名前…)と言う言葉を口の中で噛み砕かずにきちんと吐き出し、怒られ、「じゃあせめて漢字で表記してもらえませんか?」と、もはや何故こんなに一生懸命なのか解らないが頑張る私達。
と言う事で、当日パンフではイブさんの漢字が明らかになるやもしれません。
あれ?コレ相当どぉでもいい話してる?
あ、そうだ…言い忘れてました。今回の日記も随分と長くなります。
今までの日記を超越する長さです。
覚悟して読んで下さい。
さてと、ここからが本題です。

イブさんと言う人が出てきます。
イブさん役は、ふれる〜じゅ界隈で何度かお世話になっている 鈴木竜馬くん。
みんなに弟の様に可愛がられる少年です。青年です。どっちだ。

イブさんは車椅子です。
私も以前一度、車椅子に乗る役を経験しているのですが、車椅子の操作は意外と難しい。
しかも今回の舞台セットはなかなかシビアで、車椅子が通れる道は決して広くありません。
劇団員「早めに慣れておいて下さい。」
竜馬が稽古に参加した一日目には、車椅子が用意されていました。
竜馬「結構コツ掴めてきました(^^)」
元々の運動神経も良いのでしょう、その日のウチに随分乗りこなせる様になった竜馬。
コレは大丈夫だろうと安心した次の稽古。
私「あれ?車椅子は?」
劇団員「毎回は持って来れないんです。重たいし、乗ってくる訳にいかないし…」
(…確かに。)

3年前。海老澤 暁が目の不自由な役をやっていた時、小道具の白杖を持って電車に乗ったら八割の確率で席を譲られた、と言う話を思い出した。
週末の新宿を歩いた日には、酔っ払いのイカツイお兄さんも「おぉ〜ごめんな。」と道を譲る。それが一人二人じゃない。
彼は言った。
俺が歩く…人が割れる…まるでモーセの十戒の様だった、と。
暁「ちゃんとアピールしてんだよ?見えますよ!俺、見えてますよ!って」
どんなアピールだろう。
「てゆーかさ、布とかで包んで持ち歩けばいんじゃん?」
暁「……はぁっ!!」
周りがアドバイスしたその時は、無情にも打ち上げ中だった。

車椅子で電車に乗る竜馬を想像してみた。
…駅員さんが飛んで来る、そして階段の端っこを自動でウィーンて降りれる様にしてくれるだろう。
視界にはもちろんモーセの十戒が飛び込み、段差のある道は新宿のイカツイ兄さんが優しく押してくれんだ。
仮想竜馬「…すみません、ありがとうございます…でも僕…歩けるんです…。」
乗れん。断じて乗ってはいけん。
と言う事で、操作に早く慣れたい気持ちをこらえ、竜馬はただ今[なんちゃって車椅子]で演技中。

《写真一枚目》をご覧下さい。
コレ、学校の体育倉庫とかにありました?
この上に椅子を重ねてつんで、場所をとらない様にする土台です。
こちらが[なんちゃって車椅子・竜馬使用]。
座る部分に布を巻いて、お尻が痛くならない様に細工を施してある逸品!
《写真ニ枚目》をご覧下さい。
こちらが[なんちゃって車椅子・プラス竜馬]。
竜馬「意外と小回りきくなぁ〜」
なぜだか竜馬、なんちゃっての方もこなれてきた様子。
竜馬「ここで、もぉちょっと加速出来れば…あ、イケる!」
なにやら楽しそうだ。
竜馬「友里さん!俺、こっちのがイケそうっすよ!」
うんうんイケばいいよ(-_-)…ん?イケる?…こっちのが?
いや、イクな!竜馬!本番ソレ乗らないから!
竜馬「え゛〜…?」
え゛〜?じゃねぇよ!
《写真三枚目》
あるから!後ろに、本物…あるからぁぁ!!乗って!
竜馬「え゛〜…?」
…おいコラ。

皆様、大変お手数ですが、竜馬が本番で本物を使ってくれる事を…祈って下さい。悲願。
おしまい




投稿者 frais-rouge : 00:47 | カテゴリー : 番外編 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月14日

解説。

前回の日記の解説。 まずは前回の[犯罪者風タサキョン]写真をご覧下さい。 実はこの写真、撮るのに相当な苦労をしたのです(;_;)今日はその苦労話を聞いて下さい。

以前の日記での公約通り、少しでも近づいたタサキョンショットを!と、私は日々チャンスを伺っていた。次の目標はバストアップ。
今日はちょうど良い。
タサキョンが酒をくらっている。
彼女はお酒が弱いから、そろそろいい頃合いだろう。随分と酒が回って、気分良く写真を撮らせてくれる事ハズだ。
私は勝ちを確信し、カメラを構えた。
そしてシャッターをきった。その時だ。
…何だ?何でだ?
ネギ兄さんがタサキョンの目を箸袋で隠したのだ。
私「ちょいとネギ兄!せっかく良い写真撮れそうだったのに!何してんの!」
私に怒られているのに、ネギ兄は何故だか爆笑しながら箸袋を再び構える。
まったく天才のやる事は私みたいな凡人には理解が不能だ。
ネギ兄「撮って!友里、早く撮って!!」
ところで何でこんなに必死なんだろう。
必死のネギ兄を見て私の脳裏に浮かんだ言葉。
……まぁ、いいか。
ぶっちゃけ、タサキョン写真は本番近くまで引っ張るつもりだったし、こんな色物写真も、まぁアリだろう。
自己解決して再びカメラを構える。

多少のお酒でいい気分の恭子嬢は、ご機嫌にカメラ目線☆(写真一枚目)
でもね、その目線…写ってないからね?
タサキョンの横では、何故だか無駄にポーズを変えたり表情を変えたり…楽しんでいるネギ兄さん。
あのね、そんなアナタも写ってないからぁ!!
良いのか?こんなユルくて良いのか?

そんなこんなでカメラを構え早20分。
ひとつの不安が私の頭をよぎった。
何故かって……私が聞きたい。
何故だろう、何故なんだろう。
何度シャッターを押しても…
……ブサイクだ。
不動のブサイクキャラ女王、吉原美春を彷彿させるそのブサイクっぷりは、美春同様の愛らしさこそ兼ね備えているものの、とてもじゃないが劇団1の美人女優その人とはほど遠い。
私「恭ちゃん、お願いだから、ちゃんと写って。変な顔とかしなくていいから。」
恭子「え〜?変な顔〜?どんな〜?」
しまった。酒が入りすぎた。
もはやタサキョンはブサイクな写りが楽しくて仕方ない様だ。
ちくしょうあまりに楽しそうだったから、普通の写真も撮ってやったよ!どうだ、この躍動感!(写真二枚目)
そして最後の一枚が前回の写真。
タサキョンがツマミに手を伸ばした瞬間。ネギ兄とオカンが両サイドから手を伸ばした。
「パシャ」
ナイス、ネギ兄オカン!美人女優を想像出来るギリライン取得。
はぁー良かった(>_<)
恭子「あー!今のナシ!今、普通の顔になっちゃったよ〜!」
こ、こちとら普通の顔希望なんだよ…バカチン。

投稿者 frais-rouge : 17:19 | カテゴリー : 番外編 | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年11月13日

タサキョン!?

恭子「私さぁ、ココ隠すと美人だねってよく言われるんだよねー。」 と言いながらふれる〜じゅ1の美人女優は、鼻から下を手で隠した。

がぁはぁっ!こ、この写真…ぎ、逆じゃんっ!

投稿者 frais-rouge : 18:52 | カテゴリー : 番外編 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月08日

主役。

皆様お久しぶりです。ずいぶんと留守にしてしまいましたm(_)m 本当にすみません(;□;)!! 早速日記をご覧下さい!!


ふれる〜じゅの主役は荷が重い。
作品の芯を演じる事はもちろん、
・出番が多い(二時間の本番中、一度も楽屋に帰れないとの噂)
・台詞が多い(二時間の本番中、4分の3が主役の台詞との噂)
・仕事が多い(二時間の本番中、日本一穏やかな性格と評される国の保護指定動物タサキョンが[やってられっか!]とブチギレたとの噂)
かのタサキョンもブチギレる主役の仕事…ピアノ、殺陣、手話、シェイカー……[無茶だろソレ!]と嘆きたくなる、技術を必要とする仕事…『二ヶ月間でプロ並にマスターしてね♪演出より。てへ☆』…人事だな。ちくしょうめ。

今回[Ein Arzt]の主役、幸 亮太。
亮太にはどんな仕事が与えられるのか??

仕事その1【医療用語】
医療に詳しい役所で、オニっちと二人、難しい医療用語をコレでもかっ!って程言わされています。
なのにね?サラッと言えちゃうのよ、この子。「こんなのフツーの台詞でしょ?」位にサラッと。
フツーじゃないからっ![組織プラスミノーゲンアクチベータを投与]とか普通言わないからっ!!
てゆーかプロ(お医者様)だって、スンナリ言えんのか?
[組織プラスミノー…@¥¢☆§×] 言えるかい!コノヤロウ。
これが今回の仕事その1。

仕事その2【老け役】
コレは亮太にとっては簡単な仕事だろうか?
亮太と言えば老け役と言う程、多種の老け役を演じてきたものね。
でもね、老け役ってのは本当に難しいんです。
年を重ねる事によって手に入れられる、たくさんの深みを、若僧が表現する…どれだけ大変な事か……(涙)
何はともあれ亮太は、ふれる〜じゅ1の老け役者。
4年前、23歳の亮太が入団一作目に与えられた記念すべき役は、私(同い年)のお父さんだった。
思い返せば、あの時から亮太の老け役地獄は始まったのだ。地獄て。
しかーし今回は主役
しかーしやっぱり老け役(;□;)!!
しかし、何故にこんなに老け役ばかりあてられるのだろうと…。
私の個人的推測ですが、言い切ります。
腹です。
酒呑み番長 幸亮太の、存在感あふれる腹は、仕事帰り週に5日は呑みに行く4〜50代のお父さん達にもきっと勝てます。必見。
(なのに、殺陣やったり、動けるから凄いよなぁ亮太は。身体なんて私より柔らかいし…ブツブツ…)

仕事その3【病人】
…これ言っちゃって大丈夫だったかな…まいっか。
コレが今回一番の大仕事じゃないでしょうか。
病人です。作品中、どんどん悪化する病気と戦っていきます。
いや今回病院が舞台なのだから、病人や怪我人はそりゃあもぉ出てくる訳ですよ。役者の3分の1は病人ですよ。
でも亮太の病気は少し特殊で、表現の仕方が大変。何の病気かは…さすがに本番まで内緒の方が良いよね?じゃあ、お楽しみにm(_)mって事で。
とにかく細かな病状の表現はこれまた必見です。
きっと奥の深い演技を魅せてくれる事でしょう☆

…と、亮太にたくさんのプレッシャーを一方的に与えた所で今日の日記はおしまい。
久しぶりの日記、随分と長くなってしまいましたm(_)m最後まで読んでくれた方ありがとう(>_<)
本番まであと一ヶ月半。亮太はこの仕事達をどうこなしてゆくのか!?こうご期待あれ。

《写真》
8月いっぱいで終わってしまった[バンダイミュージアム]と言う所に、何人かで訪れた時の写真。
写真ギライの亮太が、本当に珍しく、嬉しそうに写真に写ってくれた。激レアだ。
なぜならそれは、アイツの隣りだから…。
アムロ・レイ。
子供から大人まで、広い範囲で支持を受ける初代ガ〇ダムの主役。
はぁっ!!主役対決か?!

投稿者 frais-rouge : 22:38 | カテゴリー : 番外編 | コメント (0) | トラックバック (0)