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2007年05月17日

シオリ。

昨日、無事に幕を開く事が出来ました。 ふれる〜じゅの初日は大抵いつもそうなのですが、バタバタと色々な事がたくさんあって、だけど役者達は舞台上で生き生きしとりました。 スタッフさんと役者さんと…一つの作品を創る全ての人達の結束がより深まった本番になったのではないかと思います。


今日は、エイジが妹の様に可愛がっている女子高生[シオリちゃん]の話をします。
シオリ役は、「Ein Arzt」で見事にリアルな中学生を演じた[堀口 智加ちゃん]。通称チビ。
想像以上に何人もの人に聞かれました。
「あの子役の子、高校生?もしかしてほんとに中学生?」
立派に成人した大人の女性です。


今回はちょっと大人になって高校生役。
演出「今時の女子高生がいいんだ。ちょっとヤサぐれた、現実的な女の子。」
チビ「はい!」
演出「渋谷にいそうな感じ。」
チビ「はい!」
一生懸命、実年齢より五歳は年下の役を演じるチビ。
演出「可愛いなぁ…キラキラしてる。今回はそぉいうのじゃないんだ。もう一回。」
チビ「はい!」
一生懸命演じるチビは、どうにもこうにも愛らしい、12歳前後の女の子。
演出「…可愛い過ぎるんだよなぁ。」
迷った演出、ひとまず言葉遣い(台詞)を荒くしてみる。
可愛い。
あぐらをかかせてみる。
…やっぱり可愛い。
演出「じゃあ高校生だと思わなくて良いや。場末のスナックのママさんみたいにやってみて?」
チビ「???…はい!」
……無理があったらしい。
場末のスナックのママさんなんて、チビが生きてきた今までで、きっとツチノコと同じ位はレアな存在なんだ。
チビ「…すみません〜…」
小学5年で18歳…二十歳の時に32歳……今までの人生、実年齢より大幅に顔が老けていた私にとっては、羨ましすぎる悩みだ。
さて、チビは無事に高校生に成長出来たのか。
これからご来場下さる皆様、本番を楽しみにして下さい!!

《写真》
暗い飲み屋で撮ったら超怖い写りになっちった。
なのにチビ「ひゃはぁ〜変な顔〜(笑)じゃあコレ使って下さ〜い♪」
あ、コレでいんだ。
そしてじゃあ、て。



投稿者 frais-rouge : 2007年05月17日 13:43

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